先日日本相撲協会は、関脇琴奨菊の大関昇進を決定しました。日本人としては4年ぶりに大関の誕生に相撲ファンならずとも嬉しい限りです。 その後の伝達式では恒例の四字熟語を交えた記者会見が行われ琴奨菊は
「大関の地位を汚さぬよう、万理一空の境地を求めて、日々、努力精進致します」
と口上を述べました。 万里一空とは、剣豪・宮本武蔵の兵法書「五輪書」から引用したそうで、様々な意味があるようですが、琴奨菊は、「すべての理論は一つの結果へ通じる」と捉えたとのことです。 来場所の新大関の活躍を期待したいと思います。