夜テレビで放送された「環境で不況を吹き飛ばせるか」の内容は大変興味深いものがありました。最近よく耳にする「グリーン・ニューディール」。環境と経済を結びつけた今世界が注目している課題です。
その中でも「スマートグリッド」と呼ばれる新技術に大きな期待がかかっているようです。これは各家庭の太陽光発電などで発電された電力をIT技術を使って不足しているところに分け合う、といったもので、これに必要な「スマートメーター」にはグーグルも参入しており、大きな成果が期待できそうです。
日本では太陽光発電に力を入れているようですが、一般家庭での導入コストは高額で政府の援助金があっても、もとがとれるには10年以上かかるそうです。この辺りの政策を柔軟に対応して、導入件数を増やし雇用も生まれれば、全体的に景気回復の原動力になるのではないかな、とちょっと他力本願ですが、思ったりしました。